スイスの製薬会社ロシュ・ホールディングは、新たながん免疫治療薬「テセントリク」が肺がん向けに用途を拡大することで、今年の売上高が増加するとの見通しを示した。

  同社の1日の発表によると、2017年通期の増収率は為替変動の影響を除いたベースで1桁台前半から半ばになり、一部項目を除いた1株利益も同じペースで伸びるとの見通しを示した。16年通期のコア1株利益は14.53スイス・フラン(約1660円)と、ブルームバーグが集計したアナリスト22人の予想平均(14.73スイス・フラン)に届かなかった。

  ロシュの「テセントリク」は昨年10月、肺がんの二次治療として米当局の承認を獲得。同年5月に進行膀胱がんの治療薬として認可されていた。

  ロシュは配当を8.20スイス・フランに引き上げた。

原題:Roche Sees Sales Boost in 2017 With New Lung Drug on U.S. Market(抜粋)

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