米ヘッジファンド運営会社エリオット・マネジメントは、米アーコニックのクラウス・クラインフェルト最高経営責任者(CEO)の解任を求めた。アーコニックは昨年のアルコア2分割に伴い、アルミ部品など加工品事業を引き継いだ。

  エリオットは1月31日のプレゼンテーションで、同社がコンサルタントとして起用したスピリット・エアロシステムズ・ホールディングスのラリー・ローソン元CEOをクラインフェルト氏の後任として検討すべきだと主張。エリオットが推す取締役候補5人も発表した。

  エリオットは、「数年にわたる業績不振にもかかわらず、実質的な中身や計画遂行を伴わない大げさなレトリックの文化が許されてきた」と指摘。「われわれは全ての長期的なステークホールダーの利益にかなうよう、アーコニックに持続的な改善を求める」と説明した。

  エリオットは31日の米株式市場の取引終了後の発表資料で、アーコニックの株価は業務や資本配分、戦略を改めれば33-54ドルで取引される可能性があると指摘した。ニューヨーク時間午後5時35分(日本時間2月1日午前7時35分)現在では、1.6%高の23.15ドルで取引されている。

  アーコニックの担当者からコメントは得られていない。

  ブルームバーグのデータによると、物言う株主(アクティビスト)、ポール・シンガー氏率いるエリオットはアーコニックの株式10.5%を保有する筆頭株主。12人から成る取締役会に既に3人を送り込んでいるが、過半数確保を狙っている。

原題:Elliott Seeks Ouster of CEO at Former Alcoa Unit Arconic (1)(抜粋)

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