米投資銀行エバーコア・パートナーズは、海外での成長拡大を目指すラルフ・ シュロースタイン最高経営責任者(CEO)の戦略の一環として日本に拠点を設立する。

  エバーコアは31日、東京オフィス開設に向けて、みずほ証券で投資銀行グループの共同グループ長を務めた福田祐夫氏を採用したと発表した。同社は国境を越えた企業の合併・買収(M&A)関連業務の拡大を目指し、人材の増強とグローバルパートナーとの関係強化に動いている。

  ニューヨークに拠点を置くエバーコアは別の発表資料で、オーストラリアとニュージーランドでの業務拡充に向けて、ルミニス・パートナーズの株式19%取得したことも明らかにした。エバーコアは2015年にはドイツのクナ・アンド・カンパニーを買収し、ロンドンで勤務するバンカーを増員した。

  シュロースタイン氏は「香港とシンガポールの既存のオフィス、豪州と中国、インド、韓国の戦略的パートナーに加えて、日本にオフィスが開設されれば、アジアの顧客だけでなくアジアに関心を持つグローバルな顧客に対し、より良いサービスの提供が可能になる」と説明した。

  エバーコアとみずほ証券は、M&A助言業務での提携で06年に合意して以降、協力関係にある。

原題:Evercore Pushes Into Japan, Hiring Mizuho Dealmaker Fukuda (1)(抜粋)

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