セッションズ次期米司法長官の承認採決延期-代行解任に民主党が反発

  • セッションズ氏の独立性を民主党議員は疑問視
  • ムニューチン次期財務長官とプライス次期厚生長官の採決ボイコット

米上院の民主党議員らは1月31日、移民に関する大統領令の執行に難色を示した司法長官代行をトランプ氏が解任したのを受け、次期司法長官に指名されているジェフ・セッションズ上院議員(共和)の独立性を疑問視し、同議員への批判を再び強めた。
 

ジェフ・セッションズ氏

Photographer: Pete Marovich/Bloomberg

  民主党はこの日の審議で共和党議員との激しいやり取りの後、手続き上のルールを利用し、セッションズ次期司法長官指名に関する上院司法委員会の行動を2月1日まで延期することに成功。同委の議論で最大の焦点となったのは、セッションズ議員のトランプ氏への忠誠心だった。

  同委所属の民主党議員トップ、ダイアン・ファインスタイン議員は、セッションズ議員が示す「党派心と司法長官に必要な独立性や客観性で折り合いを付けることは私には極めて難しい」と述べ、「セッションズ氏はこれらの幅広く破壊的な大統領令を支持し、擁護するのだろうか。憲法違反であろう大統領の動きを彼は実践に移すのか。彼がそうすると見積もるのは難しくない」と語った。

  移民に関する大統領令をめぐり激怒した民主党議員らは31日、トランプ大統領による他の閣僚人事に関しても反発。財務長官に指名されたスティーブン・ムニューチン氏と厚生長官に指名されたトム・プライス氏の承認を問う採決をボイコットして延期を余儀なくさせた。

原題:Democrats’ Assault Stalls Sessions Vote After Trump Fires Yates(抜粋)

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