31日のニューヨーク金先物相場は続伸。月間ベースでは昨年6月以来の大幅上昇となった。イスラム圏7カ国からの入国禁止やこれに反対した米司法長官代行の解任など、トランプ米大統領の動きをめぐり懸念が広がった。

  RJOフューチャーズ(シカゴ)のシニアマーケットストラテジスト、フィル・ストライブル氏は電話インタビューで、「米政権の最近の政策をめぐる不確実性や反感が強く、市場に不透明感をもたらしている。金市場は不意に活気を取り戻した」と指摘。「米金融当局は慎重姿勢をやや強める可能性がある。雇用を呼び戻すことと、デモや不安を引き起こすことは本来、全く別の問題のはずだ」と述べた。

  ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は前日比1.3%高の1オンス=1211.40ドルで終了。今月は5.2%の上昇と、中心限月の月間ベースでは英国の欧州連合(EU)離脱が決まった昨年6月以来の大幅な上げ。

  銀先物は一時2.8%高の17.635ドルと、昨年11月11日以来の高値。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のプラチナとパラジウム先物も上昇。

原題:Gold Gains as Trump Shocks Markets by Doing What He Said He’d Do(抜粋)

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