31日の欧州債市場ではギリシャ国債が4営業日続落。一部投資家らが同国のデフォルト(債務不履行)リスクを軽視している可能性があるとの懸念が高まっている。

  同国債の2年物と10年物の利回りが大幅上昇した。ギリシャ政府が金融支援策に基づく次回融資の確保に向け、債権団と合意に近づいている兆候は見えていない。

  ギリシャのツァカロトス財務相と債権団との会合が26日に物別れとなって以来、同国資産は売られている。ユーロ離脱寸前まで追い込まれたギリシャは金融システム破綻回避に向け、2010年以降3回にわたる救済策と、欧州中央銀行(ECB )の支援受け入れを余儀なくされた。

  ロンドン時間午後4時38分現在、ギリシャ2年債利回りは前日比28.3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の8.93%。一時は70bp上昇の9.35%と、昨年6月27日以来の高水準を付けた。10年債利回りは20.2bp上げ7.81%となった。  

  一方、欧州債の指標とされるドイツ債は米国債につれ高となり、10年債利回りは1.7bp低下の0.43%。

原題:Greek Bond Yields Surge Amid Stalled Bailout Review, IMF Quarrel(抜粋)
Euro-Area Government Bonds End-of-Day Curves and Cross Spreads(抜粋)
Bund Futures Hit Day’s High Following USTs; Month-End Underpins(抜粋)

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