英・オランダ系石油会社ロイヤル・ダッチ・シェルは英国側にある北海の石油・ガス資産の一部をクリサオル・ホールディングスに最大38億ドル(約4300億円)で売却することで合意した。資産売却を進めるシェルにとって大きな一歩となる。

  31日の発表資料によれば、当初30億ドルが支払われ、商品相場に基づき2018-21年に最大6億ドルの支払いが追加される。新たな資産が見つかった場合は最大1億8000万ドルがさらに支払われる可能性がある。売却資産に関連した廃棄費用としてシェルは10億ドルを負担する。

  売却対象となるのはバザードやベリル、エルギンフランクリンなどの権益のほか、シーハリオンの持ち分10%。これら油田の16年生産量は原油換算で約11万5000バレルに相当。シェルの北海全体での産油量は21万1000バレルだった。

  シェルはBGグループを540億ドルで買収したことに伴う債務増加と格下げへの対応で、18年末までに約300億ドル相当の資産売却を計画している。今回の資産売却は当局などの承認が必要で、17年後半の完了を予定している。

原題:Shell Sells Some North Sea Oil Assets for Up to $3.8 Billion (1)(抜粋)

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