「米国務省は規則順守を」と大統領報道官-入国制限に異議唱える動き

  • 政府職員は職にとどまる限りは規則に従うべきだとスパイサー報道官
  • 国務省の一部職員が政策への異議申し立て文書を準備

ホワイトハウスのスパイサー報道官は30日、米国務省当局者が入国制限の大統領令に異議を唱えていることについて、政府職員は「職にとどまる限りは規則に従う」べきだと批判した。

  国務省の一部の海外勤務職員は、難民やイスラム圏7カ国の市民の入国を制限する大統領令を批判する文書の草案を作成し、回覧した。ブルームバーグが入手した同草案は、この政策により「米国に対する好意」の低下につながるだろうと指摘している。現行政策への異議を唱えるこの文書の正式な提出はまだされていない。

  スパイサー報道官は、トランプ大統領は「米国の安全を第一に考えることになろう」と発言。「このアジェンダに異議を持つ人が現在の役職を続けるべきかどうか疑わしい」と述べた。

  同文書は、国務省職員の多くがトランプ大統領の同省に関する計画や米外交政策の方向性を不安視していることを示唆する。トランプ政権が国務省改革を推し進める中、先週にはベテランの生え抜き官僚数人が辞職し、論争が起きていた。

原題:State Department Told to ‘Get With the Program’ on Visa Ban (1)(抜粋)

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