昨年12月の鉱工業生産は前月比でプラスとなった。市場予想も上回り、生産が回復基調にあることを示した。一方で、消費支出は市場予想を下回り、10カ月連続で下落。個人消費の低迷を示している。雇用関連指標は引き続き堅調だった。  

キーポイント

  • 12月の鉱工業生産指数は前月比0.5%上昇(ブルーバーグ調査の予想中央値は0.3%上昇)-前月は1.5%上昇
  • 先行きの予測指数は1月が3.0%上昇、2月が0.8%上昇
  • 経済産業省は「総じてみれば、生産は持ち直しの動きがみられる」との判断を維持
    12月の家計調査は実質消費支出(2人以上の世帯)が1世帯当たり31万8488円で前年比0.3%減(予想は0.9%減)
  • 12月の完全失業率は前年同月比3.1%と横ばい(予想は3.1%)
  • 12月の有効求人倍率は1.43倍(予想は1.42倍)



エコノミストの見方

  • 第一生命経済研究所の新家義貴主席エコノミストは統計発表前のリポートで、鉱工業生産について前月比0.5%上昇を予想。11月の高い伸びを考慮すれば「強いと評価できる。生産活動は持ち直しており、10ー12月期も7-9月期に続いて明確な増産になる」とみていた。
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