マイクロソフトは計170億ドル(約1兆9300億円)規模の起債を実施する。昨年8月にリンクトイン買収資金を賄うため197億5000万ドル規模の社債を発行した同社は、今回調達する資金を償還期間の最も短い債務の借り換えに充てる。

  金融以外の会社として、大手格付け会社2社から最上位の「AAA」格付けを付与された2社の一つであるマイクロソフトは、7本立ての起債を計画。非公開事項であることを理由に、匿名で語った事情に詳しい関係者によれば、そのうち最も期間が長いものは40年債(20億ドル規模)で、米国債利回りに対する上乗せは1.4ポイントとなる見込み。当初の協議では約1.55ポイントの上乗せとされていた。同社がリンクトイン買収資金の調達のために起債した40年債よりも0.4ポイント低い。

  ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、新たな調達資金について、リンクトイン買収に絡んだコマーシャルペーパー(CP)の借り換えに充当されることになると説明した。

  ムーディーズはマイクロソフトによる今回発行の社債に「AAA」格付けを付与する一方、同社の格付け見通しは「ネガティブ(弱含み)」に据え置いた。S&Pグローバル・レーティングも今回の社債に最上位の格付けを与えた。

  当局への届け出では、バークレイズとHSBCホールディングスが社債発行のマネジメントに当たる。

原題:Microsoft Heads Back to Bond Market With $17 Billion Deal (2)(抜粋)

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