ルフトハンザやエミレーツ航空など大手航空会社は乗務員のシフトを入れ替えた。イスラム圏7カ国から米国への入国を禁じるトランプ米大統領の大統領令の影響を避けるためだ。

  長距離航路で世界最大の航空会社のエミレーツは、大統領令は同社乗務員にも適用されるので業務シフトに「必要な調整を行った」と説明した。ルフトハンザによると、2カ国のパスポートを持つ従業員も入国禁止の対象になる。

  大統領令が対象としたシリアとイラク、イラン、スーダン、ソマリア、イエメン、リビアから米国への直行便はほとんどないため、米国に向かう乗客は西欧や湾岸諸国で乗り継ぐことになる。エミレーツやルフトハンザなどは航路に合わせてアラブ語やペルシャ語の分かる人材を乗務員に採用し、そこには対象国の出身者も含まれる。

  航空各社によれば、対象となる乗務員の数は多くなく、米国への入力を許可されず足止めされている乗務員はいない。

原題:Airlines Switch Flight Staff to Save Crew From Trump-Ban Limbo(抜粋)

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