安倍晋三首相は30日午後の参院予算委員会で、2018年4月に任期を迎える黒田東彦日本銀行総裁の後任人事について、金融緩和を進めてきた現在の路線を継続する人物が望ましいとの考えを明らかにした。大塚耕平氏(民進)への答弁。

  安倍首相は黒田氏の金融政策について「全幅の信頼を置いている」と述べた上で、次の総裁にも「黒田さんの路線をしっかりと進めてもらいたいとこのように思っております」と明言した。

  日銀総裁人事をめぐっては、前内閣官房参与で安倍首相に経済政策を助言してきた本田悦朗駐スイス大使が25日、ブルームバーグの電話インタビューで、黒田氏の再任も選択肢の一つだとの考えを示している。日銀ではこのほか、佐藤健裕、木内登英両審議委員が今年7月、岩田規久男、中曽宏両副総裁が18年3月に任期満了となる。

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