欧州株は域内各国の選挙をめぐる不確実さが取り除かれれば、米国株に追い付くだろうと米銀ゴールドマン・サックス・グループはみている。

  同行のポートフォリオ戦略・資産配分担当マネジングディレクターを務めるクリスチャン・ミュラーグリスマン氏(ロンドン在勤)は、ストックス欧州600指数は今年末までに配当を含めプラス8%のリターンを記録すると予想。ユーロ安や力強い世界の成長、原油相場回復が追い風になるとしている。

  米S&P500種株価指数のリターンについて、ゴールドマンはプラス4%と予測。米経済成長への楽観的な見方が後退し、株高を抑えるとしている。リターンは現地通貨建てで予想している。

  ミュラーグリスマン氏は同行のロンドンオフィスでのインタビューで、「米国株はまだ上昇するだろうが、追い付きつつある欧州株に比べれば小幅な伸びだろう」と指摘。「米国で楽観を今生み出しているものは減税と財政支出だが、その両方が年内に骨抜きにされるかもしれない。欧州はかなり良好な環境下にある」と述べた。

  ゴールドマンによれば、ストックス欧州600指数は380で今年を終える見込み。27日の終値を3.7%上回る水準だ。S&P500種の年末水準は2300としている。

原題:Goldman Sees European Stocks Returning Double U.S. Peers in 2017(抜粋)

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