ギリシャの公的債務と資金ニーズは欧州諸国が救済プログラムを刷新して負担を和らげない限り、向こう数十年の間に「爆発的に膨らむ」との見方を国際通貨基金(IMF)がリポートの草案で示した。

  ブルームバーグ・ニュースが入手した同リポートによると、IMFの基本シナリオではギリシャの政府債務は2060年までに国内総生産(GDP)の275%に達し、資金ニーズは同62%になる。政府は公的債務の現在の対GDP比率を180%前後と試算している。

  欧州連合(EU)のギリシャ債務見通しは「楽観度がかなり高い前提」に基づき、「より明るい」内容になっていると、IMFは指摘した。また、同国債務をめぐるユーロ圏財務相らの一部提案について、「具体性に欠ける」ため、持続可能性にどう影響するのかを「完全に評価することができない」とも批判した。

  IMF理事会は2月6日、ギリシャの債務返済能力について討議する予定。ドイツやオランダなどはIMFにギリシャ救済プログラムへの参加を求めてきたが、ギリシャ側の支出抑制ないしユーロ圏各国政府による債務軽減措置が必要だと主張し、これまでのところ抵抗している。

原題:IMF Warns Eurogroup Loan Measures Not Enough for Greek Debt (1)(抜粋)

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