オランダ中央銀行のクノット総裁は、トランプ米大統領が外国との競争から米国市場を保護する政策を取っていることについて、米国をより裕福にするものではないと述べた。

  クノット総裁は29日にオランダのテレビ番組で、「トランプ氏は不動産ブローカーとして世界を見ている。いわゆるゼロサムゲームで、相手の利益は自分の損失という見方だ」と指摘。「しかし、自由な国際貿易の本質は、双方に有利な状況をもたらすことであり、最終的に全ての貿易当事国に恩恵がある」と述べた。

  同総裁はトランプ大統領の通商政策について「世界経済に影響する動きだ」と話し、「欧州とオランダの経済が2、3年前よりも明らかに良好な状態にある点はいいことだ」と付け加えた。

原題:Trump’s Trade Policy Won’t Make the U.S. Richer, ECB’s Knot Says(抜粋)

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