27日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が反落。石油輸出国機構(OPEC)加盟国・非加盟国が減産合意を順守しても、米国の石油リグ(掘削装置)の稼働数増で生産が増えるとの見方が広がった。

  トラディション・エナジー(コネティカット州スタンフォード)のシニアアナリスト、ジーン・マクギリアン氏は電話インタビューで、「レンジの上限に達した後は勢いを失った」と指摘。「ここから先は値固めに入り、一段高への力を蓄えることになろう。価格はレンジの上限に来たところで、減産合意が守られたとしても北米での生産増加に相殺されるという心配の壁にぶち当たった」と説明した。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は前日比61セント(1.13%)安い1バレル=53.17ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント3月限度は72セント(1.3%)下げて55.52ドル。

原題:Oil Falls as U.S. Drillers Replace Barrels Lost in OPEC-Led Cuts(抜粋)

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