27日の欧州債市場はまちまち。26日に債権団との会合が物別れに終わったギリシャの国債は大幅に下落した。

  ベレンベルクはギリシャ政府が協議再開を急ぐ必要があり、そうしなければ国債のデフォルト(債務不履行)リスクが増すと警告。コメルツ銀行は、前日の協議破談の報道を受けたギリシャ債急落で、経験豊富な投資家がトレーディングに参戦した可能性を指摘した。グレイロック・キャピタル・マネジメントはギリシャ債にキャリートレードの好機があるとの見方を示した。

  ベレンベルクのエコノミスト、カーステン・ヘッセ氏(ロンドン在勤)は電子メールで現在の協議状況に言及し、「ギリシャは支援策の検証作業を可及的速やかにまとめる必要がある。金融支援受け取りが少しでも遅れれば国家破綻のリスクが上昇し、景況感や国内総生産(GDP)成長率に悪影響が及ぶ」と指摘した。

  ロンドン時間午後4時15分現在、ギリシャ2年債利回りは前日比63ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の7.52%。同10年債利回りは29bp上昇の7.20%となった。

  ギリシャ債は流動性に乏しいため大きく振れる傾向があり、10年債利回りは2012年に44%超、15年には20%前後まで上昇したことがある。

原題:Stalled Greece Talks Evoke 2009 Memories as Greylock Sees Carry(抜粋)
Euro-Area Government Bonds End-of-Day Curves and Cross Spreads

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