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●日本株3日続伸、円安と業績改善期待-原油関連高い、エムスリー急伸

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  東京株式相場は3日続伸。為替の円安推移が好感され、国内企業の決算発表が徐々に始まる中、業績の先行きを楽観視する買いが優勢だった。海外原油市況の反発を材料に鉱業、石油株の上げが目立ち、ゴム製品や銀行株も上げた。四半期決算が好調のエムスリーは急伸。

  TOPIXの終値は前日比4.24ポイント(0.3%)高の1549.25、日経平均株価は65円1銭(0.3%)高の1万9467円40銭。

  大和住銀投信投資顧問の岩間星二ファンドマネジャーは、「今後を心配させるような決算が現時点ではなく、来期にかけて増益見通しを持ちやすい」と指摘。背景には世界景気の良好さがあり、「為替も業績にはポジティブで、来期は年度を通じて良くなるのではないか」と話した。

  東証1部33業種は鉱業やゴム製品、空運、石油・石炭製品、銀行、保険、精密機器、情報・通信など20業種が上昇。原油関連は、26日のニューヨーク原油先物が2%高とほぼ3週ぶりの高値に反発したことを受けた。海運や鉄鋼、その他金融、証券・商品先物取引、輸送用機器、化学など13業種は下落。東証1部の売買高は19億4716万株、売買代金は2兆4304億円。上昇銘柄数は1003、下落は857。

  売買代金上位では、16年4ー12月期が増益のエムスリー、セパレーター生産ラインの量産が稼働したダブル・スコープが急伸。KDDIやSMC、ブリヂストン、国際石油開発帝石も高い。半面、16年10ー12月期が大幅減益のサイバーエージェント、17年3月期の純利益計画を下方修正した日立国際電気が大きく下げ、信越化学工業やブイ・テクノロジー、タカタも安い。

●債券上昇、5~10年オペ増額で買い優勢-超長期ゾーンは放置との見方

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  債券相場は上昇。日本銀行が残存5年超10年以下の国債買い入れオペを増額したことを受けて買いが優勢となった。半面、超長期債利回りは前日に付けた11カ月ぶりの高水準を一時更新するなど上昇圧力が残った。

  長期国債先物市場で中心限月3月物は、前日比5銭高の149円89銭で取引を開始。日銀オペ通知後に買いが優勢となり、一時150円09銭まで上昇。結局は16銭高の150円00銭で引けた。

  T&Dアセットマネジメント債券運用部の泉功二ファンドマネージャーは、日銀が5年超10年以下のオペを増額したことについて、「長短金利操作の下であくまで『10年ゼロ%程度』を守りたい、守りたいのは誘導目標として明記した『10年ゼロ%程度』だということだ」と指摘した。「このところの10年債の金利上昇はそれなりのスピードがあった。10年ゾーンを守りたいというのは、逆に言うと超長期ゾーンは放置かもしれない」と話した。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の345回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値と横ばいの0.085%で開始し、日銀オペ通知後には1.5ベーシスポイント(bp)低い0.07%を付けた。いったん0.08%まで戻した後、0.075%で推移した。

  超長期ゾーンは午後に軟化。新発20年物の159回債利回りは一時1bp高い0.665%、新発30年物の53回債利回りは1bp高い0.85%と、ともに前日付けた11カ月ぶり高水準を上回った。新発40年物の9回債利回りは連日で1%台に乗せる場面があった。

  日銀はこの日午前の金融調節で今月10回目となる長期国債買い入れオペを実施した。残存5年超10年以下は4500億円と前回から400億円増額。一方、1年超3年以下が4000億円、3年超5年以下が4200億円と、ともに前回と同額だった。

●ドル・円が上昇、米金利上昇や株高が支え-米保護主義警戒が重しに

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  東京外国為替市場ではドル・円相場が上昇し、1週間ぶりに1ドル=115円台を回復した。日本銀行による国債買い入れ増額を受け、緩和縮小への警戒感が和らぎ、日米金利差が拡大するとの見方からドル買い・円売りが強まった。

  午後4時17分現在のドル・円相場は前日比0.6%高の115円22銭。朝方は114円台半ばを挟んで推移していたが、午前10時10分に国債買い入れオペが通知されると円売りが強まり、115円台に上昇。午後の取引終盤には115円26銭まで値を切り上げた。

  日銀は27日の国債買い入れオペで、5年超10年以下を前回の4100億円から4500億円に増額した。25日に中短期ゾーンの買い入れオペを行わなかったことから、市場ではこの日の金融調節に注目が集まっていた。

  しんきんアセットマネジメントの加藤純シニアファンドマネージャーは、「日銀のオペリスクが増額で和らいで、円売りになった」と説明。「目先的には株高や米金利上昇および高止まりということもあり、ドルは上昇しやすい」と語った。

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