電気自動車(EV)メーカーの米テスラ・モーターズは26日、運転支援システム「オートパイロット」プログラム担当の元ディレクター、スターリング・アンダーソン氏を提訴した。同氏がオートパイロットに関する機密情報を持ち出し、新たな事業のために少なくとも十数人の元同僚を採用しようとしたとテスラは主張している。

  昨年12月にテスラを退社したアンダーソン氏は、同年の夏から新たな自動運転車事業「オーロラ・イノベーション」に取り組んでいたとテスラは主張。カリフォルニア州サンノゼの州裁判所に提出した訴状によると、アンダーソン氏は米グーグルの元自動運転車プロジェクト責任者、クリス・アームソン氏と協力してきた。

  テスラは、アンダーソン氏の退社日から1年間、同氏とアームソン氏、オーロラ・イノベーションによるテスラ従業員および請負業者の採用を禁止する裁判所命令を請求。また、自動運転に関するテスラの機密情報の使用差し止め命令も求めている。アームソンとアンダーソンの両氏は訴訟前に新事業を発表していなかった。

  オーロラは同日、「裁判所でこれら虚偽の主張が誤りであることを証明し、成功する自動運転事業を築くことを楽しみにしている」とコメントした。

  テスラの訴訟についてはテッククランチが26日に先に報じていた。

原題:Tesla Sues Ex-Autopilot Director, Alleging Stolen Secrets (1)(抜粋)

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