コーヒー店チェーン世界最大手の米スターバックスも、飲食業界が直面する不振から免れることはできなかった。

  同社が26日発表した昨年10-12月(第1四半期)決算では、既存店売上高の伸びが3%と、市場予想(3.7%)を下回ったほか、通期の増収率見通しを下方修正した。同社は「厳しい環境」を理由に挙げた。同社が今回示した通期の増収率見通しは8ー10%。従来は2桁増を見込んでいた。

スターバックスのロゴ
スターバックスのロゴ
Photographer: Daniel Acker/Bloomberg

  ハワード・シュルツ最高経営責任者(CEO)の4月の退任を控え、今回の決算と見通しはスターバックスの成長の勢いが減速しつつあることを示唆している。ネットショッピングへの移行や米大統領選後も続く消費者の不安のため、客足の一部が遠のいている可能性がある。また、食品価格安で飲食店の料金が米国の消費者に比較的割高と思われていることも背景にある。

  スターバックスは決算発表後、時間外取引で一時3.8%安。年初来では5.3%上昇し、S&P500種株価指数の2.6%上昇を上回っている。

原題:Starbucks Blames Restaurant Slump as It Reins in Sales Forecast(抜粋)

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