無料通信アプリを運営するLINE(ライン)の株価が急落、上場以来の安値となった。前期(2016年12月期)の業績が市場予想を下回った。

  26日のライン株は一時、前日比16%安の3530円となり、上場来安値となった。午前10時1分現在は同11%安の3735円。

  ラインは25日の決算発表で前期の純利益が76億円だったと発表、市場予想の85億円を下回った。営業利益も199億円と、市場予想(232億円)に届かなかった。広告が好調だった半面、ゲームの売り上げが減少したほか、事業規模拡大に伴い営業費用が増加した。今期(17年12月期)業績予想は示さなかったが、1-3月期は営業黒字を確保できるとしている。

  SMBC日興証券シニアアナリストの前田栄二氏は25日付のリポートで、今期もマーケティング費用の増加などが見込まれ、以降の業績にも「ネガティブな影響」があると分析。目標株価を5200円から4400円に引き下げた。

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE