クレディ・スイス・グループは英国の欧州連合(EU)離脱に備え、アイルランドの首都ダブリンでの業務拡大の選択肢を検討している。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。

  関係者の1人によると、同行のバックオフィス業務でダブリンが好ましい場所として浮上している。最終決定が下されていないことを理由に匿名で語った。クレディ・スイスは業務の移転先としてドイツのフランクフルトなどの都市も検討しているという。

  クレディ・スイスのノレーン・ドイル取締役はダブリンで24日、EU離脱を決めた英国の代替地の検証は「初期段階」だと説明。同行は現在行っているダブリンでの業務に「非常に満足している」とも述べた。同行はダブリンを欧州のヘッジファンド向けサービスの主要拠点としている。

  クレディ・スイスの広報担当者は電子メールで取材に答え、同行幹部は大きな影響が見込まれる「ハードな英EU離脱を含めたさまざまな事態に対する解決策を探っている。あらゆる選択肢を検討しているさなかであり、現時点で優先する場所は決めていない」とコメントした。

原題:Credit Suisse Said to Consider Dublin Expansion as Brexit Nears(抜粋)

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