25日のニューヨーク外国為替市場ではドルが下落。米国株が急伸し米10年債利回りが月初来の最高に達したにもかかわらず、ドルの支援材料とならなかった。為替市場ではトランプ相場が一巡した可能性が示唆された。

  ドルは主要10カ国(G10)通貨の大半に対して下げた。特にカナダ・ドルと英ポンドに対して大きく下げた。メキシコ・ペソは対ドルで大幅上昇。トランプ大統領はメキシコ国境の壁の建設
に向けて行動を開始した。

  G10通貨のうち対ドルで最も上昇したのはポンド。100日移動平均値の1ポンド=1.2513ドルを上回った。同平均値を上回るのは欧州連合(EU)離脱をめぐる英国民投票が行われた6月24日以降で初めてとなる。

  メイ英首相は議会の要求を受け入れ、EU離脱交渉の計画を文書で公表すると言明した。トレーダーによれば、この後不透明感が緩和されたとしてポンドが買われた。

  ニューヨーク時間午後5時現在、ポンドは対ドルで0.9%高の1ポンド=1.2634ドル。ドルは対円で0.5%下げて1ドル=113円28銭。対ユーロでは0.2%下げて1ユーロ=1.0748ドル。

原題:Dollar Losing Traction May Signal Reflation Trade Pause(抜粋)

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