イタリア憲法裁判所は同国下院の選挙法の一部を違憲であるとし、新制度を即適用することが可能だとの判断を下した。レンツィ前首相が狙う早期総選挙実施を後押しする可能性がある。

  憲法裁は電子メールで配布した発表文で、改正法を速やかに適用することが可能だとの見方を示した。2015年に前首相が提出した選挙法改革案に関しては、下院選で得票率1位の政党に自動的に過半数議席を与える現行制度を支持しつつ、いずれの政党も得票率40%に満たなかった場合に実施される上位2党による決選投票は違憲だとした。

  イタリアの各政党は、6月半ばの選挙実施に間に合うようジェンティローニ首相が選挙法改正案の成立推進で議会に働きかけるか様子を見ていた。首相の立場は前首相に近いとされる。

原題:Italian Court Boosts Renzi’s Push for Early Elections(抜粋)

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