アサヒグループホールディングスは中国の青島ビールの少数持ち分売却を模索するに当たり、アドバイザーとしてモルガン・スタンレーを起用した。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  関係者が匿名を条件に述べたところによると、アサヒの青島持ち分売却計画は初期段階で、最終決定はされていない。アサヒが保有する青島株20%の価値は、ブルームバーグのデータによると香港市場での現在の青島株価に基づいて10億ドル(約1136億円)相当。2009年に取得した青島株の売却はアサヒに他の買収に向け余力を与える。

  アサヒとモルガン・スタンレーはコメントを控えた。青島はコメントを求める電話に対し回答していない。

戦略的パートナー

  青島の株価は26日、再編の報道が伝わると、香港市場で最大7.8%上昇し16年2月以来の上げ幅を記録した。UOBケイ・ヒアンのエグゼクティブディレクターのスティーブン・レオン氏(香港在勤)はアサヒから離れることで、投資家は「青島はブランドの強化につながり得る新たな戦略的パートナーを獲得することができるのではと期待している」と述べた。

  青島株を手放す可能性のあるアサヒGHの株価も同日の東京市場で上昇。64円(1.7%)高の3909円で取引を終了し、2016年2月以降の高値となった。

原題: Asahi Said to Select Morgan Stanley to Sell Tsingtao Holding (1)(抜粋)

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