UBSグループのウェルスマネジメント部門によれば、ドルはピークに達しており、今年はトランプ政権下で下落する公算が大きい。同部門は今後のドル安が非鉄金属や貴金属の価格に追い風になると予想している。

  同部門の商品・外為エグゼクティブディレクター、ウェイン・ゴードン氏はシンガポールでのブルームバーグTVとのインタビューで、トランプ米大統領のインフラ投資や減税などの公約を通じて公的債務が増えれば「米国の双子の赤字につながる。これはドルに明らかにマイナスだ」と指摘した。

  ゴードン氏は「UBSでは米ドルに悲観的な見方を取っている」と述べ、「ドルはまさにピークに達したとわれわれは考えている。ここから転がり落ちると思う」と予想。「こうした見通しを持つのは、実質金利がマイナス圏に深く沈むと見ているためだ」と説明した。

  ブルームバーグ・ドル・スポット指数は1月3日に少なくとも2005年以降の最高値を付けた後、1.7%低下している。

原題:UBS Says Dollar to ‘Roll Over’ Amid Trump Spending, Tax Cuts (2)(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE