英金融行動監視機構(FCA)の監視責任者、ミーガン・バトラー氏は、金融業界の「白人男性」中心の企業文化は遅遅として変革が進まないと述べ、少なくとも向こう5年間は主要銀行で女性の最高経営責任者(CEO)は誕生しないだろうと予想した。

  24日、ロンドンで開催されたシティー・アンド・フィナンシャル・グローバル主催の金融業界で働く女性のサミットで同氏は、「私のキャリアを通じて、白人男性以外の投資銀行の部門責任者や事業のグローバル責任者と話したことは非常にまれだ。この状況は少しばかり容認しがたいと考えるようになった」と訴えた。

バトラー氏
バトラー氏
Photographer: Chris Ratcliffe/Bloomberg

  5月に同職に就任したバトラー氏は、多様化の欠如が2008年の金融危機を招く一因となった「集団思考」に陥らせ得ると指摘した。FCAは金融業界に対して性別比目標の導入までは踏み切らないが、報酬や取締役会および経営メンバーの指名に関する議論を通じて企業に圧力をかけていると説明した。

  英政府が昨年制定した金融業界で働く女性憲章には、昨年11月時点でバークレイズなど93社が署名している。同憲章は企業に性別の均衡に向けた行動を求めている。

原題:White Male Bank Culture Difficult to Take, Says FCA’s Butler (1)(抜粋)

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