オーストラリアの昨年10ー12月(第4四半期)の消費者物価指数(CPI)は、コアインフレを示すトリム平均の伸びが市場予想を下回った。豪ドルは下落した。

  25日の発表によれば、10ー12月期のトリム平均は前期比0.4%上昇と、伸び率は市場予想の0.5%を下回った。全体のCPIは0.5%上昇(予想0.7%上昇)。もう一つのコアインフレ指標であるCPI加重中央値は0.4%上昇(同0.5%上昇)。

  前年同期比では、全体のCPIは1.5%上昇(同1.6%上昇)。CPIトリム平均は1.6%上昇と、予想と一致した。CPI加重中央値は1.5%上昇(同1.4%上昇)。

  豪ドルはシドニー時間午前11時55分(日本時間同9時55分)現在、1豪ドル=0.7562米ドル。統計発表前は0.7591米ドルだった。

  前年同期比の消費者物価上昇率はオーストラリア準備銀行(中央銀行)が目標とする2ー3%を下回っているものの、ロウ総裁は東海岸の住宅価格のさらなる高騰を回避するため、物価の伸び鈍化を容認する可能性を示唆している。同総裁の追加利下げを避けたいとの考えを後押ししているのは、失業率が1年近く6%未満で推移し、主要商品価格が予想外に上昇していることだ。

  たばこ価格は前期比7.4%上昇し、自動車燃料コストは6.7%上昇。一方、海外旅行・宿泊コストは2.6%低下し、清涼飲料やジュースの価格は3.2%下げた。

原題:Australian Consumer Prices Rise Less Than Forecast; Aussie Drops(抜粋)

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