エアバッグのリコール問題に直面しているタカタ株が一時、値幅制限いっぱいのストップ高となった。タカタは24日、法的手段を通じた再建は想定していないとコメントを発表していた。

  タカタ株は25日、ストップ高となる前日比80円(18%)高の519円で取引を開始。5日以来の日中上昇率となった。タカタ株は連続ストップ安になるなど16日から下落を続けていた。
  
  タカタは24日夜、法的整理案が浮上との報道を受け、再建策の策定に際して「あたかも法的整理を前提に進められているかのような誤解を招きかねない一部報道」 で混乱をきたしたことは「遺憾」とした上で、法的手段を通じた再建は想定していないと発表した。同社をめぐっては19日付の日本経済新聞朝刊がスポンサー候補であるスウェーデンのオートリブと、米KSSの2陣営が週内にも民事再生法を軸にした法的整理案を関係者に伝えると報道していた。

  入札にはオートリブとKSSのほか米自動車部品のフレックス・エヌ・ゲート、タカタにエアバッグのインフレータ(膨張装置)を供給しているダイセルと米投資ファンドのベインキャピタルの連合も参加していた。

  一方、米紙ウォールストリートジャーナルは24日、オートリブはタカタがスポンサー選びで不公平な扱いをし、入札の検討に必要な情報を得るに際し、高田重久会長兼社長に阻止されたとタカタの外部専門家委員会に訴えたと報じていた。タカタ広報担当の渡辺晃子氏はコメントを控えるとした。

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE