北アフリカのリビアの産油量は日量71万5000バレルと2014年以来の高水準に達しており、今年は増産が続く見通しであることを、リビア国営石油会社(NOC)のムスタファ・サナラ会長が明らかにした。リビアは政治的混乱と内戦の影響で失った生産の大半を回復している。

  サナラ会長は24日、ロンドンでの会議で、リビアの主要港湾の封鎖は解除され、原油生産は年末までに日量125万バレルに達する可能性があると説明。同国の増産は、世界的な原油供給過剰解消に向け今月1日から減産することで合意した石油輸出国機構(OPEC)と他の主要産油国にとって障害となる可能性がある。

  サナラ会長の講演原稿によれば、同会長は「一部は紛争による被害の影響で大幅に低い水準で操業しているものの、現在では全ての主要な原油輸出ルートが開放されている」と指摘。「現時点では原油は流れている。これを足掛かりにすれば、リビアの安定にとって重要な基盤となり得る」と語った。

原題:Libya’s NOC Says Oil Output Is at Three-Year High and Rising(抜粋)

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