タカタと自動車メーカー15社がエアバッグの破損から消費者を守ることを怠ったとして、米ニューメキシコ州のバルデラス司法長官が訴えを起こした。

  同長官は24日の声明で、タカタとこれらの自動車メーカーが不具合の存在と程度で事実と異なることを伝え、同州の数十万の住民を危険にさらしたと指摘した。

  サンタフェの州裁判所に20日提出された訴状によれば、自動車メーカーではホンダやフォード・モーター、ゼネラル・モーターズ(GM)、トヨタ自動車などが提訴の対象となった。

  タカタの広報担当ジャレド・レビー氏は24日、同州の提訴についてコメントを控えた。この提訴の1週間ほど前、タカタは米国で長年にわたり破損リスクを隠していたことを認め、罰金や自動車メーカー・購入者への賠償で総額10億ドル(約1140億円)を支払うことで米司法省と合意した。

  バルデラス長官は、「理不尽かつ極めて危険」なエアバッグを生産し、こうした不具合を認識していることを隠したタカタは不公正な貿易慣行を取り締まる州法に違反したと主張。自動車メーカー各社については、製造した車の安全性を確実にする義務を果たさなかったとしている。
 

原題:Takata, Automakers Sued by New Mexico Over Dangerous Air Bags(抜粋)

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