米ゴールドマン・サックス・グループはゲーリー・コーン前社長に以前に付与した株式と現金による報酬約1億2370万ドル(約140億円)に関する制約を解除し、支給を前倒しした。コーン氏はトランプ政権の国家経済会議(NEC)委員長に指名されたため、先月退社した。

  ゴールドマンの24日の届け出によると、社長兼最高執行責任者を務めていたコーン氏は、2016年の報酬として2000万ドルを受け取った。そのうち変動報酬は1815万ドル、給料が185万ドルだった。

  同社は23日、時間をかけて支給する予定だった株式報酬のうち、未払いだった制限株式9万6572株をコーン氏に渡した。また、同氏が既に受給したものの売ることができなかった9万9909株について売却制限を解除した。24日終値233.68ドルを基にすると、これらの株式は合計で4590万ドル相当の価値がある。約1280万ドル相当の制限株式は16年の報酬に含まれた。

  コーン氏は1990年にゴールドマン入りし、2006年に共同社長に昇格。その後単独の社長となり、ロイド・ブランクファイン最高経営責任者(CEO)の後継候補と目されていた。

原題:Goldman Lets Cohn Collect $123.7 Million En Route to D.C. (1)(抜粋)

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