アナログ半導体メーカーで最大手、米テキサス・インスツルメンツ(TI)が示した1-3月(第1四半期)の売上高と利益の見通しは、アナリストの予想を上回った。産業機器メーカーからの需要が好調なことを示唆した。

  24日の発表資料によると、1-3月期の1株利益は78ー88セントを見込む。売上高は31億7000万-34億3000万ドル(約3600億-3900億円)の見通し。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は、1株利益が75セント、売上高が32億ドルだった。

  昨年10-12月(第4四半期)純利益は10億ドル(1株当たり1.02ドル)。前年同期は8億3600万ドル(同80セント)だった。売上高は7%増の34億ドル。

  株価は決算発表を受けた時間外取引で一時1%近く下落した。スタイフェル・ニコラウスのアナリスト、トーレ・スバンバーグ氏は、投資家がより好調な伸びを期待している可能性が一因だと指摘した。

  TIが手掛ける多数の半導体製品は、オン・オフのスイッチのある機器であればほとんど全てに部品として使われている。同社の顧客リストには宇宙開発機器メーカーや大型産業機器、家電など多岐にわたる業種のメーカーが並んでおり、同社の収益と業績見通しはエレクトロニクス産業全般の需要を測る指標とされる。

  ケビン・マーチ最高財務責任者(CFO)はインタビューで、自動車メーカーからの需要が強まっており、産業機器向け部品の受注も改善したと説明。「全体的に家電はまだ少し弱いが、これまでのような弱さではない」と述べた。

原題:Texas Instruments Predicts Profit Above Analysts’ Estimates (1)(抜粋)

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