ユーロ圏経済は2017年、力強い滑り出しとなった。物価上昇圧力も強まった。24日発表されたIHSマークイットの指数が示した。

  1月のユーロ圏総合購買担当者指数(PMI)速報値は54.3と前月の54.4を下回ったものの、製造業とサービス業の双方で拡大を示し、1-3月(第1四半期)の経済成長率0.4%を示唆した。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想は54.5だった。

  IHSマークイットのチーフビジネスエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は、「最も明るい展開は恐らく雇用が上向いたことだろう。今年1年への楽観を背景に1月の雇用は9年ぶりの高い伸びだった」とコメント。また、出荷価格の伸びは弱かったものの「最近の需要の高まりで、供給者側に少なくとも幾分の価格決定力が戻り始める助けになっている」と分析した。

  製造業の指数は55.1と前月の54.9から上昇し、約6年ぶりの高水準。サービス業は53.6と、前月の53.7を下回った。両業界とも新規受注の増加が続き、雇用は勢いを増した。向こう1年についての期待指数は2012年の指数算出開始以降で最も高い水準となった。

原題:Euro Area Starts 2017 on Strong Note as Price Pressures Build(抜粋)

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