中国経済の予測でトップランクのエコノミストは、インフレ加速で景気過熱の兆候が浮上しているとして、中国は金融政策を引き締めるべきだとの見方を示した。

  北京高華証券の中国担当チーフエコノミスト、宋宇氏(38)は、政策当局が物価上昇の抑制と成長安定化の板挟みとなる中で、企業融資のコストが安過ぎる状況になっていると指摘。中国人民銀行(中央銀行)が貸出基準金利を過去最低に据え置き、デフレ懸念が後退する傍らで、企業にとっては融資金利から生産者物価上昇率を差し引いた実質金利が2011年以来のマイナスとなっていると分析した。

  宋氏は「経済成長は鈍化トレンドで、インフレは上昇トレンドだ。こうした状況は政策当局がどちらの方向に動けばいいのか判断が難しい」と述べた。北京高華証券は米銀ゴールドマン・サックス・グループの中国本土の合弁相手。ブルームバーグの集計データによると、宋氏は昨年10-12月(第4四半期)の中国経済指標についての予測でトップだった。

原題:Top Goldman Forecaster Urges China to Tighten Monetary Policy(抜粋)

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