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●日本株は続落、円高と米貿易政策を警戒-自動車や金融、電力売られる

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  東京株式相場は続落。為替の円高進行や米国トランプ政権の貿易政策に対する警戒から自動車株が下げ、米金利低下が嫌気された銀行や保険など金融株も安い。株価は期待値をほぼ織り込んだ、と一部アナリストが指摘した電力株も業種別下落率の上位に並んだ。

  TOPIXの終値は前日比8.30ポイント(0.6%)安の1506.33、日経平均株価は103円4銭(0.5%)安の1万8787円99銭。

  三井住友アセットマネジメント株式運用グループの平川康彦ヘッドは、「トランプ大統領は貿易収支の不均衡是正を強調しており、足元のドル高をこれ以上容認しないとのメッセージに聞こえる。口先介入の影響もあり、持続的に円安方向に進みにくい」と指摘。為替や貿易面で予想通りの動きが出ており、「明らかに日本株にとってはマイナス要因」と話した。

  東証1部33業種は銀行、電気・ガス、保険、証券・商品先物取引、その他金融、輸送用機器など28業種が下落。電力株は、ゴールドマン・サックス証券が原子力比率の高い関西電力など6銘柄の電力株は理論価値の上限近辺に達した、と分析した。海運や卸売、鉄鋼、情報・通信、食料品の5業種は上昇。

  売買代金上位では、三菱UFJフィナンシャル・グループなど銀行株のほか、JPモルガン証券が投資判断を下げたディー・エヌ・エーが安い。業績計画の上方修正が短期の好材料出尽くしとみられた安川電機も下げた。半面、日経平均採用に絡む買いの持ち越しが影響した大塚ホールディングスは売買代金トップで反発、ブイ・テクノロジーやキーエンス、SMC、アルプス電気は高い。

  東証1部の売買高は18億6688万株、売買代金は2兆2757億円。値上がり銘柄数は802、値下がりは1084となった。

●債券上昇、トランプ政策不透明で買い-40年入札無事通過も超長期重い

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  債券相場は上昇。米国のトランプ新政権による通商・為替政策への不透明感を背景に買い圧力がかかった。一方、この日に実施された40年債入札は波乱なく終えたものの、超長期債の上昇は限定的だった。

  長期国債先物市場で中心限月3月物は前日比7銭高の150円32銭で取引を開始した。午後にかけて上昇基調を強め、一時は150円43銭と4営業日ぶりの高値を付け、結局は14銭高の150円39銭で引けた。

  岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジストは、「足元は米通商政策などの不透明感が強まっている」とし、「今までの楽観を修正する動きで、国債は安全資産需要で買われている」と指摘。ただ、「引き続きトランプ大統領の一般教書演説などを控えて、インフラ投資や減税の具体性がどうなってくるか慎重に見極める時間になる」と言い、「長期的な金利の本格低下も見込み難く、積極的に上値を買う人は少ない」と付け加えた。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の345回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値と比べて0.5ベーシスポイント(bp)低い0.045%で寄り付き、その後も同水準で推移している。

  財務省がこの日実施した40年利付国債入札の結果は、最高落札利回りが0.865%と、市場予想の0.87%をやや下回った。投資家需要の強弱を反映する応札倍率は2.99倍と、前回の2.98倍をわずかながら上回った。
  

●ドル・円、トランプ政策への警戒と期待で揺れる-一時2カ月ぶり安値

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  東京外国為替市場のドル・円相場は、約2カ月ぶりのドル安値を付けた後、上下に振れる展開となった。市場関係者からは、トランプ新政権の政策をめぐって、相場への警戒と期待が入り混じった見方が聞かれた。

  午後3時52分現在のドル・円は前日比0.4%高の1ドル=113円15銭。朝方に一時112円53銭と昨年11月30日以来のドル安・円高水準を付けた後、113円台まで戻しては再び下げに転じるなど、上下に振れた。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数はほぼ変わらずの1244.53。一時は1240.76と昨年12月8日以来の低水準を付けた。

  三菱UFJ信託銀行資金為替部・戦略トレーディング課の池島俊太郎課長は、「ドル・円は112円半ばが堅かったことで買い戻しが優勢になっている。基本的にはトランプ政権の走り出しは保護主義が先行するというのが想定されている中での発言ということで、下値をどんどん切り下げる感じではない」と指摘。「とはいえ、減税やインフラ投資というところで具体的な話がないこともあり、ドル・円は重くはなってしまう」と述べた。

  ポンド・ドル相場は同時刻現在、0.4%安の1ポンド=1.2488ドル前後。朝方には、昨年12月15日以来のポンド高値となる1.2545ドルを付けている。英最高裁判所は24日、欧州連合(EU)離脱プロセスを開始するリスボン条約50条の発動に議会の採決が必要かどうか判断を示す。

  ユーロ・ドル相場は同時刻現在、0.2%安の1ユーロ=1.0742ドル前後。朝方に一時1.0772ドルと昨年12月8日以来の水準までユーロ高・ドル安に振れた。
  

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