鉄鉱石価格は急落に向かっていると、シティグループが指摘した。ブラジルやオーストラリアからの高品質鉄鉱石の供給増加が見込まれているためだ。

  最近の価格上昇は、高品質鉄鉱石の供給不足に支えられていると、エド・モース氏らシティのアナリストがリポートで指摘。シティは1ー3月(第1四半期)の鉄鉱石価格予想を1トン当たり60ドルから77ドル、4ー6月(第2四半期)の予想を57ドルから70ドルにそれぞれ上方修正した一方で、10ー12月(第4四半期)の見通しを53ドルに据え置いた。

  シティは22日のリポートで、「価格は7ー12月(下期)に調整で急落する」と予想。ブラジルや豪州の高品質鉄鉱石の供給が増加する見込みであるほか、「中国の鉄鉱石生産も増える可能性がある」と指摘した。

  メタル・ブレティンによれば、青島に荷揚げされる鉄鉱石(鉄分62%)の価格は23日、前週末比0.9%高の1ドライトン=81.13ドル。16日には2年ぶり高値の83.65ドルを付けた。年初来では2.9%上昇している。

原題:Iron to ‘Correct Down Sharply’ as Supply Rises, Citigroup Says(抜粋)

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