米証券取引委員会(SEC)は、流動性の低い証券価格がつり上げられた疑惑めぐり、複数のヘッジファンドとフロリダ州のモーゲージ債取引会社が関係する一連の取引を調査している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  関係者によれば、ジョン・デバネー氏が創業し、最高経営責任者(CEO)を務めるユナイテッド・キャピタル・マーケッツと、キャンドルウッド・インベストメント・グループを含む複数のヘッジファンドとの取引をSECは問題視し、小規模取引の価格が妥当だったか、当事者が保有する証券で利益を計上できるように価格がつり上げられていなかったか調べている。

  この件で発言する権限がないとして関係者が匿名を条件に語ったところで、ヘッジファンド顧客がユナイテッド・キャピタルから不適切な形で贈答品を受け取った疑惑についても調査が行われており、複数の投資家が事情聴取を受けているという。

  ユナイテッド・キャピタルと関連会社は「証券法に違反しておらず、違反した責任も問われていない」とデバネー氏は電子メールで回答。キャンドルウッドの法律顧問ジャネット・エリース・ミラー氏にコメントを求めたが、これまでのところ返答はない。SECの報道官は、コメントを控えている。

原題:SEC Said to Review Bond Trades by Hedge Funds, Devaney’s Firm(抜粋)

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