ロボット工学や人工知能(AI)の専門家として知られる松岡陽子氏が、グーグル親会社の米アルファベットのスマートホーム部門ネスト・ラボの最高技術責任者(CTO)として同社に復帰した。松岡氏は米アップルを最近退職していた。

  「ヨーキー」が愛称の松岡氏は、ネストのエンジニアリングや製品チームと緊密に協力し、長期的な技術計画を策定することになる。ネストが技術・製品開発で連携できる分野を見つけるため、アルファベットの他の部門とも協力する。

松岡陽子氏
松岡陽子氏
Photographer: Jemal Countess/Getty Images

  松岡氏は2016年5月、アップルのヘルスケア技術戦略を支援するため同社に入社したが、昨年末ごろに退職していた。ネストはアップルで携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」を開発したトニー・ファデル氏がマット・ロジャース氏と共同で10年に設立。松岡氏は草創期の幹部の1人だった。ネストは14年に30億ドル余りでグーグルに買収され、同氏は15年にネストを退職していた。
  松岡氏は、ネストのサーモスタットを環境条件や過去の利用に自動的に適合させる技術を開発した功績が評価されている。ロボット工学の先駆者であり、グーグルの自動運転車や眼鏡型端末「グーグルグラス」を開発したアルファベットの研究部門「X」の共同創設者でもある。

原題:Alphabet Gets Robotics Pioneer Back After Her Stint With Apple(抜粋)

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