23日のニューヨーク金先物相場は続伸し、昨年11月以来の高値となった。トランプ米政権から保護主義政策が示唆されたことで、金融市場が不安定な動きとなりドルが下落、逃避先としての金の買いが活発になった。トランプ米大統領は環太平洋連携協定(TPP)から米国を離脱させる大統領令に署名。北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉にも近く着手すると予想されている。

  トロント・ドミニオン銀行の商品戦略責任者バート・メレク氏は、「新大統領の下での米経済活動はこれまで広く考えられていたほど素晴らしいものにはならない可能性があることが、次第に明らかになってきた」と指摘。「ドルが下落している。金にとってプラスだ」と述べた。

  ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は前週末比0.9%高の1オンス=1215.60ドルで終了。一時は1219.40ドルと、昨年11月22日以来の高値をつけた。

  銀先物3月限は0.9%上昇の17.186ドル。プラチナ先物4月限は0.4%上げて979.90ドル。パラジウム先物3月限は2.1%安の771.50ドル。

原題:Gold Futures Jump to Two-Month High as Dollar Sags; Copper Rises(抜粋)

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