23日の欧州株式市場は下落。米国が環太平洋連携協定(TPP)から離脱する大統領令にトランプ米新大統領が署名したことなどを背景に、相場の揺れが拡大した。

  指標のストックス欧州600指数は前日比0.4%安の361.01で終了した。一時は0.7%安まで下げる場面もあり、3営業日続落。米大統領選以降で最長の下げとなった。銀行株とエネルギー株の下げが目立った一方、鉱業株の上昇が指数を支えた。

  事情に詳しい関係者によると、トランプ大統領は北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉についても大統領令に署名する準備を進めている。

  ロンドン・キャピタル・グループの市場アナリスト、ジャスパー・ローラー氏は「市場は国境税に関するトランプ氏のコメントに反応しつつある。このコメントは就任演説の語調と一致する。つまり成長支援よりも保護主義に重点が置かれるということだ」と指摘。「トランプ相場は次第に弱まってきた」と続けた。

原題:European Stocks Slide to 3-Week Low as Trump Spurs Trade Angst(抜粋)

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