韓国のLGディスプレーは、競合のサムスン電子にテレビ用ディスプレーを供給することで合意した。年内にも供給を開始する。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  合意の詳細が公表されていないことから匿名を条件に語った関係者によると、サムスン電子はこれまで、シャープと台湾の鴻海精密工業の合弁会社から供給を受けていたが、LGディスプレーがこれに取って代わる。サムスン電子とLGディスプレーは今月に入り、液晶ディスプレー(LCD)の供給で協議しているとのコメントを繰り返しつつ、詳細は伏せていた。

  両社は韓国内で長年のライバルで、互いのパネルをこれまで利用したことはなく、供給契約を結ぶのはこれが初めて。シャープと鴻海の合弁である堺ディスプレイプロダクトが他のテレビメーカーへの供給を絞ったことが背景にある。

  関係者によると、堺ディスプレイプロダクトはサムスン電子に年400万枚の大型テレビ用パネルを供給していた。LGディスプレーはサムスン電子に最大300万枚のLCDパネルを年内に供給する見通しだと関係者の1人が述べた。シャープはコメントを控えた。

原題:LG Display Said to Reach LCD Panel Supply Pact With Samsung(抜粋)

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