中国が20日に導入した「臨時流動性制度」は、金融政策と金融システム内の資金供給管理に重要な役割を果たすことになる。中国人民銀行(中央銀行)が金融時報の1面の論説で説明した。

  人民銀が発行する金融時報は23日、市場を安定させ、連休を控えた資金逼迫(ひっぱく)感を緩和するために新制度を使っているとした上で、中立的な金融政策は引き続き維持していると論じた。論説は人民銀が預金準備率引き下げなど一律の政策変更でなく、この手法を採用した理由について、過剰な貸し出しやシステミックリスクの抑制という他の政策目標を考慮したためだとしている。

  人民銀は20日、ソーシャルメディア微博のアカウントで、春節(旧正月)連休前の資金需給引き締まりを緩和するため、一部の大手商業銀行に対し「臨時流動性制度」に基づく資金供給を実施したと発表した。期間は28日。供給規模は明らかにしなかった。国営の中国中央テレビ局(CCTV)はその後、規模が1000億元(約1兆6500億円)超で、金融機関から担保は取っていないと報じた。

原題:PBOC Newspaper Says Temporary Funds Tool to Play Important Role(抜粋)

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