米共和党のマケイン、グラム両上院議員は22日、次期国務長官に起用されたレックス・ティラーソン前エクソンモービル会長兼最高経営責任者(CEO)について、同氏のロシア政府およびプーチン大統領との過去の交流に引き続き懸念があるものの、指名承認に賛成票を投じるとの意向を示した。

  同党重鎮である両議員の決定を受け、ティラーソン氏の上院での指名承認に向けたプロセスが前進することになりそうだ。なお同氏の閣僚人事を支持する民主党議員は皆無だ。

  マケイン議員は22日、ABCの番組「ジス・ウィーク・ウィズ・ジョージ・ステファノプロス」でのインタビューで、「指名承認に賛成票を投じる」とした上で、容易な判断ではなかったが、トランプ大統領は「取りあえず信じる」に値すると語った。

  マケイン、グラム両議員はその後に共同で発表した声明で、ティラーソン氏がこれまでのプロセスにおいて公私の場で表明した見解により、「世界において米国が強力で積極関与の役割を果たすのを擁護する人物」になると、同氏に信頼を抱くことになったと説明した。

  上院外交委員会は23日、ティラーソン氏の指名承認をめぐる採決を行う運び。共和党ではマケイン、グラム両議員による22日の支持表明にもかかわらず、ルビオ議員が公式にはまだ方針を固めていない。

原題:Key Republicans Drop Opposition to Tillerson at State Department(抜粋)

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