ヘッジファンドは石油輸出国機構(OPEC)に対する信頼感を示している。

  OPECと他の産油国が原油市場均衡に向け生産を減らす中、ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油価格上昇を見込む買越残高は、データが残っている2006年以降で最高水準に達した。減産合意の履行を監視する第1回会合に出席するためウィーンに集結した各国の石油閣僚の発言によれば、サウジアラビアやアルジェリア、クウェートは既に義務付けを上回る量の減産を実施しており、ロシアは予定より速いペースで供給を削減できている。

  米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによれば、ファンドによる買越残高は17日終了週に14%増加した。WTI原油は報告書の対象となっている週に3.3%上昇し1バレル=52.48ドルとなった。20日終値は52.42ドル。

  シティ・フューチャーズ・パースペクティブ(ニューヨーク)のエネルギーアナリスト、ティム・エバンス氏は電話インタビューで「資産運用会社は原油を購入している。OPECとOPEC非加盟国が価格押し上げに十分なほど生産を減らすという確信に基づいて取引している」と指摘した。

原題:Too Much Ain’t Enough as Investors Jump Into Oil Market Rebound(抜粋)

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