日立製作所の中西宏明会長は、英国の欧州連合(EU)離脱決定がより大きな懸念材料になる可能性があるとの認識を示した。同社がイングランド北部に置いている鉄道車両工場は、2019年より後に輸出への依存度が高まる。

  中西会長は世界経済フォーラム(WEF)年次総会が開かれているスイスのダボスで20日、ブルームバーグテレビジョンのインタビューに対し、英国内で受注した契約があるため同工場は19年までフル稼働で離脱の「直接的な影響はない」と説明。その上で「その後は恐らく一部製品の輸出が必要になり、厄介かもしれない」と語った。

  日立は8200万ポンド(現在の為替レートで約116億円)を投じて英工場を建設した。

  米国でのトランプ大統領誕生が日立の市場および米国の対日、東アジア各国・地域に与える影響についてはまだ明らかでないと語った。

原題:Hitachi Says Brexit May Hurt U.K. Rail Plant Once Exports Needed(抜粋)

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