20日の米国債市場は不安定な動きとなった。一時10年債利回りは1月3日以降初めて2.5%を上回り、ドナルド・トランプ米大統領が就任する前の1時間で2.51%を記録した。トランプ氏が大統領に就任するとまもなく米国債は回復し始めた。

  ニューヨーク時間午後5時現在、10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)未満下げて2.47%。2年債利回りは3ベーシスポイント下げて1.19%。

  トランプ大統領の就任に抗議するデモ隊と警察との衝突がテレビで放映されると、ドルが下落し、金はこの日の高値に上昇した。2年債を中心に利回りは低下した。

  週間ベースの国債利回りは2年債を除き上昇した。上昇分の大半は18日のイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言に反応した。議長は「金融政策の支援レベルを緩やかに減らすのが合理的だ」と述べた。  

  5年債と30年債の利回り差は約2.5bpスティープ化し111bpとなった。フィラデルフィア連銀のハーカー総裁やサンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁は米当局がバランスシートを縮小させる可能性について言及した。

原題:Treasuries Pare Weekly Declines After Trump Inauguration(抜粋)

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