送金サービスを手掛ける米ウエスタンユニオンは米当局に対し、マネーロンダリング(資金洗浄)と送金詐欺を食い止められなかったことを認め、5億8600万ドル(約670億円)の支払いに合意した。

  同社の不十分なマネーロンダリング対策の結果、何億ドルもの不正取引が決済され、違法ギャンブルや多数の被害者が出た詐欺のまん延を招いたと当局は指摘。米司法省によれば、中国からの不法移民はウエスタンユニオンを利用し、ニューヨークやカリフォルニアから密入国あっせん業者に送金した。

  米当局はウエスタンユニオンが詐欺を助長し有効なマネーロンダリング対策を打てなかったとして、同社を訴追。検察当局は3年のうちに同社が約束した改善策を実行すれば起訴猶予処分とすることに同意した。

  司法省と連邦取引委員会(FTC)がウエスタンユニオンに科した今回の支払額は、決済サービス会社に対するものとして過去最大。

原題:Western Union to Pay $586 Million Over Failure to Stop Fraud (2)(抜粋)

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