米クレジットカード会社アメリカン・エキスプレス(アメックス)の昨年10-12月(第4四半期)決算は8.2%減益となった。費用がアナリストの予想を上回ったほか、不良債権の引当金を積み増したことも響いた。

  19日の発表資料によると、純利益は8億2500万ドル(約950億円、1株当たり88セント)と、前年同期の8億9900万ドル(同89セント)から減少。ブルームバーグが集計したアナリスト25人の予想平均では、調整後ベースで1株当たり99セントが見込まれていた。

  ケン・シュノールト最高経営責任者(CEO)は、提携カードで最大のパートナーだったコストコ・ホールセールとの契約終了に伴い、巻き返しに必要な支出が増えることで費用が増加し、四半期業績はむらのある内容になるとの見通しを示していた。

  アメックスの株価は19日の時間外取引で一時1.1%安の75.88ドルを付けた。年初からこの日の通常取引終値までは3.5%上昇し、ダウ工業株30種平均の構成銘柄でパフォーマンス3位。

  10-12月期の収入は前年同期比4.4%減の80億2000万ドル。アナリスト予想の79億5000万ドルを上回った。マーケティングや販促のコストが35%増加したものの、総費用は2%減少し62億4000万ドル。アナリストは59億3000万ドルの総費用を予想していた。不良債権の引当金は9%増の3億6300万ドル。

  2017年通期の1株利益見通しは5.60-5.80ドルに上方修正した。従来は5.60ドルとしていた。

原題:American Express Profit Falls 8.2% as Expenses Top Estimates (2)(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE