IBMが19日発表した昨年10-12月(第4四半期)決算では、売上高が減少して利益率が低下した。開発コストを相殺するには、同社の比較的新しい事業のさらなる成長が求められていることが示された。

  売上高は19四半期連続で減少し、218億ドル(約2兆5000億円)。営業利益率は51%と、5四半期連続で前年同期に比べ低下した。

  IBMはアズ・ア・サービス・モデルに基づく製品販売の拡大に取り組んでいる。このモデルでは、顧客は複数年契約を結ばず、ツールの利用に応じて料金を支払う。クレディ・スイス・グループのアナリスト、カルビンダー・ガーチャ氏は決算発表前のリポートで利益率の縮小について、こうしたイニシアチブがまだビジネスで十分な規模になっていない点や、新規事業への多額の投資が成果を上げるにはまだ時間が必要なことを表していると分析した。

  株価は決算発表を受けた時間外取引で一時2.6%下落した。19日の通常取引終値は166.81ドル。

  19日の発表資料によると、2017年営業利益は1株当たり13.80ドル以上の見通し。アナリスト予想平均は13.74ドルだった。昨年10-12月期の調整後1株利益は5.01ドルで、アナリスト予想平均の4.88ドルを上回った。

  16年通期の調整後1株利益は13.59ドルで、アナリスト予想平均は13.48ドルだった。

原題:IBM Margins Narrow While Sales Struggle to Return to Growth(抜粋)

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